「生きている 生きてゆく ビッグパレットふくしま避難所記」発刊について
 

本書は、2011年3月11日に起こった東日本大震災により、福島県郡山市にある展示場「ビッグパレットふくしま」が、避難所となって一時は約2,500人という多くの被災者を受け入れたこれまでの災害ではおよそ最大規模の災害避難所の約5ヶ月の記録です。本文は、避難所で4月28 日から7月3日まで、26 回にわたって行われた「足湯」の際に、入所者の方々がリラックスして発した言葉を書き留めたものがもとになっています。
写真は、写真家・野口勝宏氏の撮影によるものです。今回の書籍の刊行の目的は福島県はもちろんの事、世界でも類を見ない災害に遭遇した被災者の皆様や避難所運営に従事されている方々の姿を後世に残す事です。ここに改めて被写体になられた方々への感謝の意を表するとともに、撮影させていただいた方々へのご理解をいただきたく 深くお願い申し上げます。
本書は日本財団、CIPAフォトエイド、ROAD PROJECT、震災がつなぐ全国ネットワーク、中越復興市民会議、の皆様の支援により出版されました。収益は、「ビックパレット福島避難所記」委員会として富岡町、川内村の災害対策本部に寄付をさせていただきました。
電子BOOK版 http://binb-store.com/ もあります。

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